ASCII ART EDITORの使い方(初歩)
アスキーアートエディター(AAE)の使い方の初歩です。
初心者用の解説ページです。
    目 次
 基本設定の確認
  .アスキーアートエディター(AAE)の立ち上げ
     (スタート→プログラム→Ascii Art Editor→Ascii Art Editor)
  .設定の確認(設定(S)→オプション(O))
  

 AAの作成
  .日本語入力ON
  .ファイル(*.txt)保存
  .AAの作成開始(キーボード&テンプレート →編集エリア書き込み)
  .作成過程の例
  .プレビュー機能(2chSimulator、RT2chSimulator、shift+ctrl)
  .グリッド表示機能
  

 そのほかの機能
  .右下の行数・サイズ表示機能
  .テンプレートのお気に入りタブ
  .AAEのフォルダのdefault.txt
  .その他(MultiLineTemplate、AutoTracer、左右反転、枠囲みほか)
  .AAEのFAQ

基本設定の確認

既に、アスキーアートエディター(AAE)のSupport Pageからインストール用の
exeファイルをダウンロードし、パソコンへはインストール済みであるとの前提
で話を進めます。
 
1.まず、アスキーアートエディター(AAE)を立ち上げます。
 /スタート→プログラム→Ascii Art Editor→Ascii Art Editor
AAEのscreen shot
 
 
2.次に設定を確認しますので、設定ボタンをクリックします。
設定をクリックした図。

OPTIONの全般タブ そして、
「オプション」をクリックすると「設定」の「全般」タブがでてきます。

フォントがMSPゴシックの12ポイントになっていることを確認してください。


入力補助タブの画像。 そして「入力補助」タブに切り替えて、チェックの入っている項目を確認して下さい。
尚、「4回改行の抑制」のチェックははずれていることを確認して下さい。
 ※ その他の項目は後で試して使うかどうかを決めてください。お好みです。


ギコペタブ。 「ギコペ」タブでは、暇な人さんのサイトから落としたギコペのAAデータを収納したフォルダを指定してください。


描画タブの画像。 「描画」タブです。多分「半角スペース」と「改行」とは各々表示させた方がよいと思います。
双方チェックされているのを確認して下さい。


AAの作成

1.まず日本語入力をONにする(画像はMS-IMEの場合のタスクトレイ)
タスクトレイの画像
 
 
2.次に、ファイルを保存してしまいましょう。ここでは作成するAAの名称をその
 ままファイル名として付けることにしました(実際には、むしろ最後に名前を
  付けて保存する人が多そうなのですが、最初から保存してしまい適宜上書き保存し
  た方が安全そうなのでここでは敢えて最初に保存することにします)。


保存するところ。

 
3.そして、いよいよAAの作成開始です。
編集エリアの右にあるテンプレートから適切な記号をクリックしていきます。 AAEのテンプレートは7つ+お気に入りの計8つのタブからなりたっており、比較的よく使う記号が集められています(「´」及び「`」など漏れもありますが、これらは「きごう」で出すか登録〔後述〕してしまいましょう) テンプレートをクリックしてみる。
テンプレートをクリックすると、クリックされた記号が編集エリアに逐次書き込まれることになります。
編集エリアへの記入。

 
4.後はこれの繰り返しでAAを作成するのが基本です(作成過程の例)。
AAの製作過程。
具体的な描き方については「モナー系AAの描き方(技法等)」のページを参考にしてみてください。


記号の組合せのパターンズレ直しのコツがつかめるに従って自由にAAを描ける様になってきます。


特に既に描いたAA中に後で文字やAAを追加する場合には、ズレ直しの技術が必要になります。


尚AA作成中は、ときどき上書保存するのを忘れないようにしましょう。
             ↓ ※ 実際の作成画面(AAE・AAが完成したところ)
ひろゆきとモナーAA作成例
 因みに、半角スペースを使いたいときには「半角/全角」ボタンで切り
 替えて入力する人が多いようです。
  ところでAAEのデフォルトの状態では、行頭及び連続での半角スペースの使用が
  共に抑制されており入力できません
(先ほど確認した設定どおり)。
  これは、HTMLの仕様の関係で電子掲示板では一般に半角スペースを行頭及び
  連続で使用してもそれぞれ意図した通りに表現できないので、失敗を未然に防ぐ
  ために初めから入力できないようにする、という入力補助の一環です。

 
 
5.実は、エディタでの見え方とIEでの見え方には若干の差があります。
  /IEでは行間に2ドットほど空白が入るためです。
IEで見たときの見え方再現。 *IE= Microsoft Internet
   Explorer

 そこで実際にIEではAAがどのように見えているのかこれを確認する必要が
 あり、そのための機能として、2ちゃんシミュレータとリアルタイム2ちゃんシ
 ミュレータとがあります。/「2」とあるアイコンが前者、「RT2S」とあるアイコンが後者。
各ボタンの画像。
 
 又、簡易な確認手段として「shift」と「ctrl」を同時に押している間に限り、IE
 の見え方を確認できるようになっています。
 
 
6.AAEにはグリッド表示機能もついています。あった方がAAを作り易いという
 人は表示させるとよいでしょう(一番右側にあるGRIDと書いてあるアイコンを
 クリック)。
grid表示させてみたところ。


そのほか機能

1.右下の行数・サイズ表示機能
 掲示板の投稿サイズ制限との兼ねあいで役立つことがあります。
右下行数・サイズ表示機能
 
 
2.テンプレートのお気に入りタブ
 お気に入りタブに好きな記号を登録、追加することができます。
 @お気に入りタブを開き、→AAddボタンをクリック。
  →Bダイアログ空欄に追加文字を記入、→CよければOKボタンをクリック。
テンプレートのお気に入りタブ。
 
 尚、テンプレートの実体はAAEと同じフォルダにある「asciiset.txt」なので、これをメモ帳で
開いて直接編集することは可能です。お気に入りタブも記号の追加はAAE上からできますが、
記号の削除はできませんので結局メモ帳で開いて記号を直接編集する必要が生じ得ます。
 因みに、編集はAAEを終了させた状態でメモ帳にて行うのが無難です。AAEで編集する
と後でAAEが立ち上がらなくなるなどの異常を起こすことがあります。

 
 
3.AAEのフォルダにdefault.txtを置くと、新規作成時にそれを読み込む機能
 メモ帳で30行ほど改行を連ねたテキストファイルを作成し、「default.txt」と
 してAAEのフォルダに保存すると、以後AAEで新規作成するときは自動でそ
 のファイルを読み込みにいくので新規作成時の改行の手間が幾分省けま
 す。
 
 
4.その他AAEにはAA作成を助ける多彩な機能左右反転・枠囲み・選択範囲
 の行末に|を挿入、行末スペースの削除ほか)があります。
  本サイトではマルチラインテンプレート(2.の“テンプレート”とは別モノ
 とオートトレースの機能を使うAAの描き方について特に取り上げました。
 
 
5.尚本サイトにはAAEのFAQもありますので分からない点はそちらも参照
 してください。